子どもの仕上げ磨き
投稿日:2020年10月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の名倉です。
お子さんの仕上げ磨きはしてあげているでしょうか?
歯が生えてきてからできれば12歳くらいまでしてあげるのが理想です。
12歳とは驚くかもしれませんが、
親知らずを抜いて最後に生えてくる歯がその頃で虫歯になりやすいからです。
歯が生えてくる生後8ヶ月頃からは歯磨きになれることが重要です。
親としては我が子も虫歯にしないために!と必死になって歯磨きをすると思いますが
小さいうちはまだまだ難しい時もあると思います。
嫌がっているときに無理に歯磨きをしていたりして
歯磨きが嫌いになってしまっては困ります。
決して歯磨きを怠っていいと言っているわけではありませんが
無理強いしてその後影響が出てしまったらいけないので
神経質になりすぎず
できるタイミングで楽しく歯磨きをする習慣がつけられるようにしましょう。
具体的なやり方としては
大人の膝に寝かせて、歯ブラシはペンを持つように握り
毛先が歯面に直角に当たるように小刻みに歯ブラシを動かしましょう。
一箇所につき20回ぐらいシャカシャカと磨きましょう。
このとき力を入れすぎないようにしてください(目安は150~200グラム程度)。
上の前歯の唇側や奥歯の咬む面は虫歯になりやすいので特にしっかり磨いてあげましょう。
歯磨き粉ですが、フッ素入りのものを使い
2歳位までの子では子供の切った爪程度を目安に少量使用しましょう。
6歳くらいまでは5ミリ程度を目安に使用しましょう。
歯磨き粉の性状や種類などはいろいろなものが売られていますので
使いやすいものを探してみてください。
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