歯の本数が多い・少ない~過剰歯と先天性欠損~|習志野の歯医者|実籾駅1分の、ならしのコウノ歯科・矯正歯科

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歯の本数が多い・少ない~過剰歯と先天性欠損~

投稿日:2020年12月8日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

実籾駅から徒歩1分にあるならしのコウノ歯科です。

 

以前歯がくっついて生えてくる”癒合歯”についてお話ししましたが、

ほかにも歯の数が通常と異なり多いこと、少ないことがあります。

 

通常、乳歯は全部合わせて20本

永久歯は親知らずを除いて28本生えてきます。

 

多い歯を過剰歯、少ない状態のことを先天性欠損といいますが、

それぞれの状態についてお話しします。

 

過剰歯とは

通常の本数より多い歯のことを過剰歯といいます。

過剰歯はほかの歯より小さく生えてくることが多く、

上の前歯の真ん中に生えてくることが多いです。

 

通常の歯と同じようにお口の中にかむ面を向けて生えている場合を

順正といいますが、

過剰歯自体に虫歯などがなく特に問題がない場合には経過観察をします。

反対を向いて生えている場合はお口の中には生えられず

歯茎の中に埋まっている状態になりますが、

逆向きに生えている場合を逆生、埋まっている状態を埋伏といいます。

 

埋伏過剰歯がある場合本来生えてくる歯がうまく生えてこられなかったり

生えてきても歯並びやかみ合わせに障害をしてしまうこともあります。

埋伏歯の周囲に膿がたまってしまったり、ほかの歯の歯根を吸収してしまう場合もあります。

何か影響がある場合には過剰歯を抜歯します。

埋伏過剰歯は歯科治療の際にレントゲン撮影で偶然発見されることが多いです。

 

先天性欠損とは

次に歯が少ない先天性欠損についてお話しします。

通常より本数が少ないと問題になるのは歯並び・かみ合わせです。

すきっぱのような状態になるので上の歯と下の歯がうまくかみ合わないことがあります。

以前にもお話ししましたが人は自分の体重ほどの力で噛むので

両隣の支えがないすきっ歯の状態では1本でその力を受け続けることになるため

ダメージが大きくなってしまいます。

永久歯が先天欠如していると乳歯がいつまでも残っていることがありますが

乳歯は根っこも短いのでいずれは抜けてしまいます。

 

過剰歯・先天欠如の対応

過剰歯も先天欠如もそれ自体に問題があるわけではありませんが

早めに気づいて治療ができると影響が少なく済みます。

虫歯で抜かなければならなくなったときに次に生えてくる歯がない

歯の本数が上下でバランスが取れていないと

噛み合わせに影響が出るなども考えられます。

何かお困りの方は一度ご相談ください。

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